認定NPO法人サバイバルネット・ライフ

夏休みに行った子ども預かりの様子
夏休みに行った子ども預かりの様子

サバイバルネット・ライフは、女性の人権を守るという視点にたち、女性と子どもの支援活動をしている。DV被害者への同行支援、就労支援、法的支援、生活用品の提供など相談から自立以降の長いスパンで地域に根差した活動を行っている。大学や様々な分野のプロフェッショナルとの協働による表現活動や、サマーキャンプ、夏休み子ども会など、被害女性と子どものための回復プログラムも行っている。

 

代表の仲村久代さんにお話を伺った。


 

ライフの活動を始めるまで

「ヒスパニック系外国人の生活支援、就労問題や管理売春など、振り返るとずっと人権問題にかかわってきました」

「ドメスティックバイオレンス被害女性の支援にかかわって17年目。7年前自宅を事務所にDV相談と自助グループを始めた。その1年後、小山市役所別館に事務所を借りられたときはホットしました」

 

専門性より人間性

相談者は、暴力暴言によって心身ともに大きな傷を負っている。自責感と恥意識を抱え、何か月も迷った挙句ようやく相談につながる女性が多い。そんな女性たちの気持ちに寄り添い、並列か少し後ろから女性自身が選択した新しい生き方を対等な立場で支援していく。


必要で有効な情報を提供し、女性たちの選択と自己決定を支持し、尊重した支援をしている。相談には高い専門性が必要だが、なによりも同じ女性として、人間として共感できる優しさや、温かな配慮のできる人間性がものを言う。サバイバルネット・ライフのスタッフは、この部分はOKと胸を張る。


「虐待されたり、DV家庭で育った子ともの心の回復プログラムを始めて5年目になります。最近、白鷗大学の学生さんが参加してくださってとても助かっています。子どもたちのために、年単位でかかわってくれるボランティアが必要ですが、継続的にかかわってくれる支援者や、大学生ボランティアの組織作りにも取り組みたいと思っています」

 

クリスマス会で出し物を披露する学生ボランティア
クリスマス会で出し物を披露する学生ボランティア
農園でのワークショップの様子
農園でのワークショップの様子

念願のホームページ、フェイスブックの開設

「なかなか取り組めなかったホームページをようやく開設できました。ソーシャルメディアの発達した今、ホームページがあるかないかは団体の信用度にも関わります。ホームページから寄付をして下さる方もあり、開設して間もない効果にびっくり。これからはホームページの充実も課題です。若者にも無理なく寄付してもらえる少額のクレジットカード寄付やブログ、フェイスブックを活用して活動への理解や活動資金の確保もしていきたいと思っています」と意欲を語る。

 

これからの課題

「DVや性暴力被害者は『自分も悪かった、自分に隙があった』などと思いがち。強盗や傷害被害でこのように思う女性は少ないでしょう。DV防止法の前文にあるように、女性への暴力は女性への重大な人権侵害であり、犯罪を含む行為でもあります。また、男女共同参画社会推進の大きな障害になっています。女性の地位向上や女性たちの社会進出のためにもDVをなくさなければなりません」と語る久代さんのそばには、頼もしい息子 天平さんが微笑んでいた。

 

仲村久代代表(左から二人目)
仲村久代代表(左から二人目)

団体紹介

認定NPO法人サバイバルネット・ライフ

323-0827 小山市神鳥谷9313 小山市役所神鳥谷庁舎2

TEL /FAX0285245192

http://www.survivalnetlife.org/

 


「サバイバルネットライフ」の活動を寄付で支援しませんか。

こちらからご覧ください。

とちコミ運営委員のコメント

とちぎの認定NPOの草分けでもあるサバイバルネット・ライフ。女性や子どもたちの人権をまもり、被害者をエンパワメントする様々な取り組みに敬服します。ホームページを充実させたことで支援者の輪がますます広がることを願っています。

これまでの寄付額

とちコミを通じた寄付額

 

14,662,027円

2017年4月20日現在

 

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